コンポストをやってみた SDGs目標12,15

コンポストをつくってみたところ

コンポストってなに?

廃棄梨の皮や米ぬか,油粕など生ゴミが出てきたので、いい機会だと思ったので、以前より気になっていたコンポストを始めました。生ごみや落ち葉などを分解し、堆肥化させることを「コンポスト化」と言います。これによってできたものを「コンポスト(=堆肥)」、コンポスト化させる容器のことを「コンポスター」といいます。

このように名前がついていますが、一般的には「コンポスト(堆肥)」やコンポストの容器、「コンポスト化」させること、これらをすべてまとめて「コンポスト」と呼ばれることが多くなっています。

前回の秋梨膏をつくったのはコチラ↓
廃棄梨で秋梨膏をつくってみた SDGs目標3,12,15

 

コンポストの作り方

生ごみコンポストの作り方と使い方
1.下処理をする
 ただ適当に生ごみなどをコンポストに入れていくだけでは堆肥になりません。野菜などは出来るだけ新鮮なうちに細かく切って、水を切ってからコンポストに入れましょう。
※水が多いと悪臭が発生する原因になります。

2.コンポストに入れる
 下処理ができた生ごみをコンポストに入れます。
コンポストは水浸しでもカラカラでもうまく堆肥化が進みません。コンポストが乾燥していると思ったら、生ごみを濡れたまま入れるのではなくホースなどで新鮮な水を足すようにしてください。
※目安は土と混ぜた時に手で触ったときにしっとりしているくらい。

3.腐葉土を上にかぶせる
 コンポストに入れた生ごみの上に生ごみより少ない量の腐葉土をかぶせます。土をかぶせることで、防臭になり、堆肥化しやすくするという効果もあります。コンポスト内に水分が多いと感じた時は土を多めに入れましょう。
※腐葉土は100円均一店で購入可能です。
※今回はより発酵を加速を目的に濁酒の米麹も入れてみました。

4.中身をかき混ぜる
生ごみと土を重ねていくだけでは発酵の効率が悪いので、コンポストの中身を混ぜて堆肥化を促しましょう。混ぜることで、コンポスト内に新鮮な空気を取り込む効果もあります。

5.放置する
混ぜたら放置します。また新しい生ごみが出たら1~4の作業を繰り返し、コンポストが満タンになったら1~2か月放置して熟成させます。熟成させている間も、半月に1度くらいコンポストの中身をかき混ぜると発酵の効率が良くなります。

分解をさらに加速させることを願い米麹も投入してみました
分解をさらに加速させることを願い米麹も投入してみました

SDGsからみるコンポスト

SDGsターゲット目標12.3には「世界の1人あたりの食料廃棄を半分に」という目標があるが、食料は生ものなので今後もロスが出てくるのは必至だと思います。その状況をいかに生かすかよい循環になるのか?食料廃棄物をゴミとして捉える代わりに循環させる資源として捉えることで有効な活用ができると思います。

SDGs17目標