SDGsと東洋医学・鍼灸 SDGs目標3

SDGsと東洋医学・鍼灸

学び場とびらのオーバーエージ枠インターン生になりはや2か月・・・

SDGsの勉強の機会を得て折角なら勉強しようと思いSDGsターゲットファインダーを片手に2030年に向けたSDGsを学べば学ぶほどにある思いが出てくる・・・

「はり灸・鍼灸をはじめとした伝統医学、いわゆる東洋医学ってメチャクチャSDGsなんではないか??」

という思いだw

そもそも私が明治鍼灸大学に入学した20年前に、後に師匠になると当時学部長の矢野忠先生が

「鍼灸はエコロジーな医療なのです。」

と開口一番にあいさつの中でおしゃっていた。

東洋医学は自然にあるものを活かして、心身の内面から調整する技術であり、

その理論体系は、薬や道具がなければ、周辺にある物を活用すれば簡単にできる。

そんなことも書いていこうと思っています。

参考までに東洋医学の定義は、
大塚恭男(Yasuo OHTSUKA, 1930-2009)の解説によると日本語で使われている東洋医学(TOYOO IGAKU)は
「古い時代に中国から導入された医学が、長い時代を経て日本的な修飾を経つつ体系化された医療体系のことである」とさ れている。また、漢方(KANPOO)とは、16世紀にオランダ医学(蘭方)が導入された後に、それと区分されるためにはじめて「漢方」という用語が使わ れたと興味ふかい解説をおこなっている(漢方医学の独自性の相対化)。つまり「16世紀以降は西洋医学が日本に導入されてきた。当初はポルトガル・ス ペイン系の医学を南蛮医学あるいは紅毛医学と呼んでいたが、西洋系医学をオランダ人がほぼ独占するにいたって、これを蘭方あるいは洋方と呼び、これに対し て従来の中国系の医学を漢方と呼ぶにいたったのである。」


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