腐るお金・共感コミュニティ通貨eumo

株式会社eumoのロゴ 

共感コミュニティ通貨eumo

 

eumo(ユーモ)は共感コミュニティ通貨です。
eumoには『めんどう』な特徴があります。

  • 腐るお金(減価するお金)   
    3か月をすぎると使えなくなります。ため込むことができません。  

  • 面倒くさいお金(行かないと使えないお金)
    「WEBでピッと決済」ができません。つまり、お店の人に直接渡すしかできません。

  • お金にカラー(色)を付ける
    支払うお金に感情や言葉、背景をつけることができます。そのことで、お店の人との関係がはじまります。

eumoとは?

eumoとは、Eudaimonia(持続的幸福)の略で、
「ユーモ」と読みます。

持続的幸福とは、自己実現や生きがいを
感じることで得られる幸せであり、
この会社に関わる人々に、
持続的幸福に気づく機会を提供して行きたいとの
願いを込めています。

新井和宏さんってどんなひと?

株式会社eumoの新井和宏さんは、東京理科大学の夜間部を卒業、現在の三井住友信託銀行に就職。同期には半沢直樹さんがいるらしいw(本人談)。その後、外資系投資会社で数兆円を動かすファンドマネージャを経験も、体調悪化やリーマンショックを経験し、退職。その後、元法政大学の坂本光司先生著「日本でいちばん大切にしたい会社」に出会い、いい会社に投資する鎌倉投信と創設。NISAが行う最優秀ファンド賞など数々の賞を受賞する。その後、共感資本社会を目指した腐るお金eumoを運用する株式会社eumoを立ち上げられる。SDGsとお金の事を勉強していると必ず新井さんに出会います。人となりを知っていただくには百聞は一見にしかずでNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ていただくか、ほぼ日刊イトイ新聞「あなたにとっていい会社と出会ってほしい。」をごらんください。

学び場とびらに新井和宏さんが遊びに来られた時、ふと思ったけど横にいるのは大久保寛司さんじゃないですかの図
学び場とびらに新井和宏さんが遊びに来られた時、ふと思ったけど横にいるのは大久保寛司さんじゃないですか!?

SDGsとeumoと学び場とびら

SDGsターゲットファインダーを手に取ってみると、SDGsゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう-強靭(レジリエント)なインフラ構築、包括的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る-」の解説には
機能的で強靭なインフラは、強いコミュニティの基盤となるものです。今後想定される困難を乗り切るために、産業やインフラを改善しなくてはなりません。そのためには、革新的で持続可能な技術を推進し、情報と金融市場への平等かつ普遍的なアクセスを確保する必要があります。それにより繁栄がもたらされ、雇用が創出され、世界中で安定、繁栄した社会が築かれていくのです。(SDGsターゲットファインダーより)


上記の通り、SDGsには強いコミュニティ基盤には強靭なインフラが必要である。
とあるトークセッションにて「鎌倉投信はいい会社に投資をしながら高収益を確保していた。社会性と収益性はどのように両立するのか?」という質問に新井和宏さんは「ニッチをおさえる。」として、サッカーワールドカップで活躍した人口30万人の小国アイスランドを例えに出しながら循環することで持続可能な貨幣が維持できると説明されている。腐るお金eumoは発行後3か月という期限がついている中で、ローカル経済を高回転に循環するツールとして非常に面白い通貨だと感じます。
また、ドローカルであるSDGsを考えるコミュニティ学び場とびらにも親和性が高い通貨だと思います。

学び場とびらでのeumoの活用

学び場とびらでのeumoの活用は色々とありすぎるので後日まとめますが、1つご紹介いたします。

学び場とびら内でeumoを使いやすい環境を整えようと、株式会社ヒューマンフォーラムさんからヒューマンフォーラム米と、一般社団みずとわ関係の農家さんから野菜を仕入れて、学び場とびらに交わる皆さんにeumoで購入したり、傷みかけの在庫を使ってランチを作ったりしています。

eumoの野菜販売できるように一般社団法人みずとわより仕入れた野菜
eumoの野菜販売できるように一般社団法人みずとわより仕入れた野菜
フードロスしないように痛みかけの食材でランチ会
フードロスしないように痛みかけの食材でランチ会
株式会社ヒューマンフォーラムさんから購入のお米を袋に詰めている風景
株式会社ヒューマンフォーラムさんから購入のお米を袋に詰めている風景

SDGs17目標