
SDGsを共に学ぶ、とびらインターン生同期16歳カズキ氏の起業家・社会人への成長過程を観察しながらオジサンである私の学びを記録した日記です。乱筆乱文はご了承ください。
初めての事業は大惨敗
学び場とびらでSDGsを共に学んでいるインターン生カズキ氏が最初に行った事業はセミナー系イベントだった。
結果は大惨敗。(当日のオンラインセミナーは講師・カズキ氏・カズキ氏の母のみだったらしいw)
しかし、彼は最後の最後まであきらめなかった。色々な改良を重ねながらタスクを進めていった。
全力をだしての失敗は、成長する上で、成功するよりも価値がある。
成功はあらゆる事象が重なって成す。もちろん運もある。
失敗には必ず要因がある。だからこそ学びも必ずある。
彼が惨敗したことで、もう事業をしないと嫌になるのでは??と心配した。
そこで、私が緊急でカズキ氏の大反省会を企画した。
緊急ではあったが10人以上の大人が参加してくれた。感謝しかない。
(カズキ氏のイベントより多いw ちなみに参加費は投げeumo。)
彼は反省会で「もう1度イベントを企画してやります。」と宣言した。
僕は本当に感動した。
事業をはじめると失敗≒リスクと考えがちだが、彼にとって失敗は事業を進める上でのプロセスだと認識しているのだ。
学ばしていただきました。あざ~す。
はじめてお金を稼ぐ
どうしたらお金が稼げるのか??
カズキ氏は悩んでいた。
そんな中で開かれたとびらカレー会で、大人の多種多様な無責任発言により、
「町でグチを聞いて稼いだらw」というなんとも大人の無責任極まりない提案が通ってしまった。
翌日、彼は早朝から四条烏丸の交差点に立った。
結果、銀行の両替手数料のグチから会社でパワハラを受けて裁判中や、障害者への社会的サービスの問題などあらゆるグチを彼は聞いて、彼はお金を稼いだ。
額は数千円かもしれないが、彼は一生使えるネタを手にした。
もう2つ彼は大きなものを手に入れたんだと私は勝手に思っている。
発言したことを実行した行動力とその無茶ぶりに答えた信頼だ。
これは何事にも変えられない、ネタと行動力と我々の信頼を勝ち取ったのだ。

はじめてのバイト
カズキ氏の初めてのバイトは学び場とびらで行われるとびら内職だった。
私が携わっているしんきゅう新聞の袋詰め作業だ。
とびら内職とは、交流の場である学び場とびらで口を動かしているだけなら、同時に体を動かして価値を出そうという企画だ。
(ちなみに私のとびら内職は、腐るお金eumo+ランチ付きです。ご参加お待ちしております。)
彼は多くの仕事の合間に手伝ってくれる大人と混じって、作業を手伝ってくれた。
最終日は少し遅くまでかかったのだが、終わった瞬間に発した言葉に学びがあった。
カズキ氏はこう発した。
「仕事の終わった充実感がすごいですね。」
彼は初めてお金を稼ぐ中で、仕事を完結させる達成感を学んだのだ。
お金を稼ぐことの喜びはあっても、仕事の達成感を学べるのは中々ないことだと思う。
(しかも、とびら内職で支払うeumoの額は依頼者次第で額がかわる。この時は提示していない。)
そして、もう1つ彼は学んだようで、ある言葉を発した。
「路上でグチを聞いて稼ぐより楽ですねw」
彼の起業家スタートは普通の起業家よりハードモードで始まったようで、これからの人生はイージーモードのようだwww
会社ってどういう所か?
私のとびら内職を一生懸命手伝ってくれたカズキ氏。
彼が手伝ってくれながら1つの質問を私に投げてきた。
「会社ってどんな所ですか?」
と、質問をしてきた。
正直、会社といっても多種多様だから説明が難しい。
百聞は一見にしかずということで、とびら内職の延長でクライアントへ直接納品に同行してもらうことにした。
私1人では楽しくないかもと思い、一緒にRieさんも「おいしいご飯が食べれるよ。」とお誘いした。
(この行動が新たな事象を起こすのだがそれは別のお話でw)
道中バカ話をしながらドライブして岡山へ
残念ながらコロナの為、会社の中には訪問できなかったが、課長が部下を連れてでてきてくれた。
特に何かがあったわけではなく、
いつも通りのお茶のみ顧問をして
いつも通り瀬戸大橋を越えてうどんを食べ
いつも通り仏生山温泉に入り
いつも通り帰ってきた
いつも通りの日常だったけど
カズキ氏はヒントがあったようで、ずーっと考え込んでいた。
後日、カズキ氏のイベント企画のリベンジがはじまるわけでして・・・

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